IE9ピン留め
信貴山縁起絵巻
今日は、夫が休みだったので
朝のパートを終えた後、
信貴山朝護孫子寺に車で連れて行ってもらいました。

というのも、今年は奈良で遷都1300年のお祭りがあって
それに参加する形で
いろんな神社仏閣で催しが行われるのですが、
信貴山では、
あの、
国宝の、

「信貴山縁起絵巻」

が、展示されるのです。


これは、全部で三巻あるんですけど、
毎年秋のお彼岸の頃だかに、
一巻ずつ展示があるくらいで
全部みようと思えば3年かかるわけですが、
今年は、季節ごとに3回に分けて
一巻ずつ展示されるそうです。


で、2月は、中でも一番有名な 「飛倉」。

御存知ですよね、
鉢が、倉を持って空を飛んでいくってやつ。

もしかしたら、その鉢っていうのはUFOじゃなかったのか、
なんて話しもよく聞きますよね。


三巻の中でも、ぜひともこれが見たかったので
こういうことにはあんまり興味のない夫ですが、
適用にそそのかして 車を出してもらいました。

信貴山朝護孫子寺は、毘沙門天のお寺で
その毘沙門天が虎に乗って現れたという話から、
お寺中 虎だらけです。

タイガースファンには、聖地です。

どっかに、ぞうだらけのお寺とかないもんですかね。


で、縁起絵巻ですが、めちゃ感動しました。
なんでも平安時代に描かれたそうなんですけど、
その生き生きとした線や描写に
人々の生きるエネルギーを感じます。

そしてまた、
鉢が倉を乗せて空を飛んでいってる不思議さ。

昔の人のイマジネーションの豊かさに
ほんとに感心させられます。

縄文時代の土器だとか、
万葉集だとか、
そういうものにふれても よく思うことなんですけど、
あの時代からわたしたちの感性は 進歩なんかしてないんじゃないか、って。

土器の形だって、
歌の心のだって、
もうあの頃に完成されていて
あとはどう装飾していくか、っていうことなだけなんじゃないかって。

今回も、この縁起絵巻を見て
そんなふうに感じました。


「飛倉」の最後の場面は、
倉を飛ばされてしまった長者が、
信貴山の命蓮という僧侶に
倉はしかたないけど 中の俵は返してくださいとお願いし、
俵を返してもらうことになります。

で、さっきの鉢の上に俵を乗せると
鉢は俵を乗せて空に舞い上がり、
その後をたくさんの俵がついて飛んでいくというところです。

この俵が、どんどんついて行ってる描写が
ものすごくおもしろいんですよ。
なんかほんとに俵が生きてるみたいで。

もう、ここの場面くぎ付けになってみてました。

落語で、惚れ薬のいもりの黒焼きの粉が
まちがって俵にかかってしまい
しなを作った俵に追いかけられるとかいう話しがありましたが、
その俵もこんなんだったんかな、と思うと
笑えて来ました。



帰りに、御朱印をいただきました。
書いてくださるお寺の方が、

「今日は暖かいですねぇ。」

「ほんとですね。雨になるって話やったけど
 こちらは降ったんですか?」

「いえいえ、降りませんでしたよ。
 70%ってことだったんですけどね。
 今日は毘沙門さんの日やから 
 晴れにしてくれはったんかもしれませんわ。」

「そうなんですか。」

「ええ、今日は、寅年の寅の月の寅の日ですわ。」



うわ~!!

すごい日にお参りに来たやないか!!




すると、となりで御朱印を待ってた人が、

「で、もうすぐ寅の時刻ですよね。」

「ええ、3:30から4:00くらいまでね。」


3:30までは あと15分。
それを聞いちゃ帰れませんよね。
休憩所でお茶飲んだり、おみやげ見たりして
とりあえず寅の時刻までねばって
ご祈祷の声を聞きながら帰ってきました。


なんかうれしかったです。

今年こそは優勝だっ!!

  
by chidori107 | 2010-02-09 18:18 | 散歩き
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日々の出来事や思いです。

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